Shout in Sakurajima
間が空いてしまったのですが、先月のタイヤ工場見学を兼ねた社員旅行の続きを。
焼酎に地鶏、宮崎のグルメを堪能した、我々一行が、翌日向かった先は、鹿児島!
キターーー!!
本土最南端の県! 初上陸です。
画像は in 桜島 ”叫びの肖像”前にて。大隈半島から陸路レンタカーで上陸。
この石像は2004年に、鹿児島県出身のアーティスト、長渕剛が7万5千人もの観客を動員して開催されたコンサート(しかもオールナイト)を記念して造られたものだそうで、桜島の人口は噴火の影響もあってか4~5千人程だそうですから、そりゃ、石碑も建ちますな。ここからの錦江湾の眺めは絶景でした。
つい二日ほど前にも噴火があったばかりらしく、少し煙ってみえる桜島の御岳と対照的に錦江湾の水面は波も無く非常に穏やか、東京湾より、もちろん大きいのでしょうけど、とてもスケールの大きさを感じました。湾と言うより、内海。と呼ぶ方がふさわしい様な。
ここから先、フェリーで鹿児島市内へ、そして錦江湾を左手に見ながら薩摩半島南端の指宿まで、一気にレンタカーで移動。
旅慣れない僕は、行程を最初に聞いた時は随分遠いのではと思いましたがガイドブックなどでは宮崎~指宿は南九州で一括りパッケージプランになって紹介されてるんですね。砂風呂、温泉で二泊目。
三日目は、硬派ネタ社会見学。小泉元首相も訪れ涙したと言う
知覧(ちらん)にある特攻平和会館。
戦時中、知覧には陸軍航空隊の基地があり、ここから、特攻隊が出撃して行きました 。
中には出撃して逝った20~30代中心の若人達の遺書や手紙がたくさん原文のまま展示されていました。
母親への感謝と先立つ不幸への詫びの言葉や、
後に残す子供たちへの訓辞、その子らを、妻へと託す言葉、言葉・・・胸を締め付けます。
なかでも、二十歳そこそこの青年が、両親への感謝と共に、幼い弟妹たちへ、お母さんの言うことを良く聞きなさい、立派な大人になって下さい、と淡々とつづった文章に心を打たれました。自分は人生の最期にどんな言葉をのこせるだろう?
誰一人、愚痴や恨み言を残していません。時代背景の違う現代に生きる自分は、彼等の本音を知りたいとも思うのですが、それは下衆の勘繰りのような気がしてきて、彼等が残してくれたこの国で、日々全力で生きなきゃ申し訳ないなと感じた秋の午後でした。
、
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