レーシングカーに装着される、スリックタイヤです。
タイヤの顔でもある、溝がありませんが、新品ですよ。
一般のタイヤの場合は溝が無くなると、スリッピーで危険なので、交換を勧められるのに、最もグリップを必要とする、レースの世界で、なぜ?溝無し?Why?
実は、溝(グルーブ)を無くして接地面積を増やした方が駆動力、制動力、と言ったエンジンの生み出すパウヮーを、より路面に多く伝えられることが出来る、つまり、グリップが良いものなののです。
但し、ドライ路面限定です。
ウェット路面、雨降りの時は路面とタイヤの間に水が入り、タイヤが(ミクロの世界でのハナシですが)、浮いてしまうのでグリップがなくなってしまうのです。ですから一般のタイヤの場合は、タイヤの下に入り込んだ水を逃がす為だけに、トレッド表面に溝を刻んでいるのです。
では、「タイヤのヤマが無いから、タイヤ交換しないと駄目ですよ」と言われたことのある方。 今迄、騙されていた・・・ いえいえ、そもそもレースなどに、使われるタイヤと一般のタイヤではコンパウンド(タイヤの素材である加工されたゴム)からして違うので、タイヤが磨耗してドライグリップが良くなったから交換しない、雨の日運転しない、なんていうのはとってもデンジャラスなんでやめて下さいね。磨耗してしまったタイヤでは、いくら、接地面積が増えようとも、スリッピーですから。
で、このタイヤ、トレッドパターンも無いのに、回転方向の指定があるんですよ。
UP しといて、スイマセン、理由を調べてなかったス。
今度、調べておきます。でもこれ、逆に付けても見過ごしちゃいそうですよね、もちろん、性能に影響するわけですから、正確にやりますので安心して下さい。
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