スーパーコンピューターとタイヤ

スーパーコンピューターの世界では、毎年2回　”スーパーコンピューターＴＯＰ５００”という、音楽チャートのような？ランキングが発表されているそうで、先日のニュースで、中国のスーパーコンピューター「天河２号」が世界１位にランキングされたと出てました。

　１秒間に何回計算できるか？を競ってましてこの｢天河２号」は、叩き出した回数が、3京(けい)！回

一　十　百　千　万　億　兆　京！　１０,０００,０００,０００,０００,０００　ゼロが１６個！　

ちなみに一年間は３１５３万６０００秒、１秒間に一つ数を数えて１０億年経つと３京１５３６兆秒になります。スケールでか過ぎです！

なお”スーパーコンピューターＴＯＰ５００”の最新ランキングでは２位と３位はアメリカで、我らが日本のスーパーコンピュータ　”京”は、何年か前に流行った「２位じゃダメなんですか？」どころか４位になっちゃったそうです。それでも１秒間に１京回も計算できるんだから、世界のベスト４ですからね。

で、そんな”京”をタイヤメーカー各社が借りてタイヤの素材やらゴムの分子レベルの内部構造を解析したりしてタイヤの開発をしているそうなんです。

タイヤというのは、ただのゴムの塊ではなく、非常に緻密に計算された最先端化学の賜物なんですね。

まつした