シノハラタイヤスタッフブログ

インチアップのメリット

 皆様お元気ですか。本日のブログは私、大平が担当させて頂きます。寒い日が続いており、いつ雪が降ってきてもおかしくない時期ですとどうしても話しをスタッドレスタイヤの事をアップしがちなんですが、今回はタイヤのインチアップについて一部お話したいと思います!

 

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 インチアップをして幅広なトレッドかつ低扁平なタイヤほどよく言われる特徴として、操縦安定性の向上、コーナリング性能向上、ブレーキング性能の向上などいくつかある中で特に一番車に乗るうえで重要なブレーキング性能!一部省略しますが、まずブレーキはホイールの中に装着されております。そこから見える円盤状の物体、これがディスク(ローター)で、これをブレーキパッドで押さえつけます。

 

 ブレーキというのは摩擦力でスピードを落とすという働きをしています。よく机の上で消しゴムを擦ると、擦った部分が暖かくなるのが分かるでしょうか?擦れる=摩擦が発生すると熱が生じます。

 

 これが、総重量1.5tにもなる車を止めるとなるとブレーキ本体の温度は数百℃になることもあります。この状態が続くとベーパーロック現象やフェード現象起こり、ブレーキ不能になることもあります。

 

 

 そしてここからが今回の本題です。ホイールのサイズが大きくなるとブレーキ周りの空間が大きくなり、空気がたくさん入る事によりブレーキの冷却効果に繋がり結果、ブレーキ性能の向上になるわけです。

 そしてインチアップした際には、トレッド幅が広がり左右のタイヤの中心から中心までの距離が広がり車が安定するという事にも繋がります。たとえば、「気をつけ」の姿勢で立つよりも「休め」の姿勢の方がふらふらしづらいですよね?

 

 ほんの一部ですが、これが一般に言われるインチアップのメリットです。これを見てインチアップがただのドレスアップではなく、しっかりとした理由をもとにあるということが理解して頂けたでしょうか?でも、やりすぎはもちろんいけません。

 

大平

 

2012年12月22日 21:05

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