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ランフラットタイヤとは?
当社ではランフラットタイヤの作業をする事が多くあります。
実はこのランフラットタイヤですが、タイヤ単体では何の意味もありません。
BMWの承認ランフラットタイヤには【RSC】のマーキングがされております。
これは
【ランフラット システム コンポーネント】
の頭文字を取ったものです。
直訳するとランフラットシステムを構成する部品という事になります。
つまりはランフラットタイヤはランフラット走行をするためのシステムの一部品でしかないという事です。
BMWのランフラット走行システムには、まずはランフラットタイヤがあり、ランフラット走行をした際に、リムフランジからタイヤのビードを外さないための専用ホイールが組み合わされます。
画像の〇を付けた部分ですが、ランフラット対応ホイールはノーマルの物に比べて、突起が大きくなっております。
(我々業界ではハンプが付いていると言います)
このハンプにより、空気が抜けてもタイヤとホイールが分離する事無く走行する事が出来るのです。
また、一番重要なのは空気圧が低下したことを検知する空気圧モニタリングシステムとなります。
パンクした事をいち早く検知し、適切な処置をするためには絶対に欠かせないシステムとなります。
その為に、ランフラットタイヤには基本的にはランフラットタイヤ標準装着車輌専用と記載されております。
全てのものが適切に組み合わせられる事によって、初めてその性能が発揮できます。
特にタイヤに関しては、車両で唯一地面と接している部品です。
車の性能を最大限発揮する為にも、適切なタイヤを選んでみませんか?
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