窒素ガスの2面性
本日は窒素ガスについてご説明させていただきます。
まず空気と窒素ではどんな違いがあるのでしょうか?
下の表は空気と窒素をタイヤに充填をし100日後にどれくらい違いがでるか示した表になります。
空気だと100日後には100kpa低下していますが、窒素だと60kpa低下します。
窒素と空気でなぜ差が出るかご説明いたします。
空気は窒素78%酸素21%二酸化炭素1%によってできています、窒素は酸素に比べ透過数が小さい為タイヤ内からゴムへの透過率が酸素に比べ低くなります。
その為酸素、二酸化炭素の22%を窒素にするとエアーが抜けにくくなるというメリットが生まれ、
結果として空気充填に比べて、メンテナンス頻度を抑えることが可能となります。
勿論、窒素も日が経つにつれてエアーリーク(エアーが抜ける)しますので適度なメンテナンスは怠らないようにしてください。
3月下旬頃からはサマータイヤに履き替えるお客様もいらっしゃると思います、当店にご来店されましたらF1や航空機などにもつかわれている窒素ガスを充填されてみてはいかがでしょうか?
中村
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