スピードレンジ
あなたの愛車はMAX 何㎞/hだせますか? ( 日本国内の公道では法定速度を遵守しましょう )
スピードメーターには180㎞/h、200㎞/h over の表示があってもリミッター効かせた経験のある方はそう多くは無いと思います。そもそも、それだけの世界にはそれなりのエンジンでないとたどり着けないですもんね。そして、それ相応のタイヤが必要です!
あの ウサイン= ボルトだって、サンダル履きや、僕の愛用スニーカーでは100mを10秒切るのは不可能でしょう。やっぱりプロ仕様のスパイク履かなきゃムリ!
車も同じです。タイヤには速度記号という設定が存在します。
ロードインデックスで規定された荷重をかけた状態での最高速度(=能力) をアルファベットで表記しています。
ややこしいのが、現行のタイヤに設定されている速度記号の優劣のアルファベット順が飛び飛びなので、カタログ巻末の表を見ないと判りにくいのですよね。
”Q”・・・ 160㎞/h
”S”… 180㎞/h
”H”… 210㎞/h
”V”… 240㎞/h
”W”… 270㎞/h
”Y”… 300㎞/h
乗用車タイヤで見かけるのは上記の具合です。現在では最高速度300㎞/h超のタイヤに対して”(Y)”というのもあります、このカッコは伊達じゃないんです。カッコが付かない Y は300㎞/hまでですが、カッコが付く (Y) は300㎞/h超なのです。
速度記号はその規定にある様にロードインデックスと深い仲にあるので、タイヤサイズの末尾に、一緒に併記されます。”79S” ”91H” ”95W” ”102Y” ”(97Y)” …
トラックのタイヤにだって付いてます。 275/80R22.5 151/148 J や
205/75R16 113/111 L のJやLが速度記号なのです。大型トラックのタイヤはJ、2~4t車のタイヤはほぼLです。
”J”は100㎞/h、”L”は120㎞/h。 役割の違いがあるから、乗用車の値よりロードインデックスは大きく、最高速度は低い設定になってますね。
ですからトラックドライバーの皆さん、急いでいても高速道路で 百ン十㎞/h 出してはいけません。切符を切られる前に、タイヤの性能保証された限界を超えているのでバーストしてしまう(タイヤが切れる…ちょっと強引?)危険が増えてしまいます。 巧く?掛かった処で・・・また来週!
まつした
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