車輪脱落事故増加
大型トラックの車輪脱落事故…皆様もニュースでご覧になられた方もいらっしゃると思います。
これにより、車輪が人に直撃してしまい死亡事故も起きてしまっているのです。
大型トラックのタイヤともなると、一本約100Kgにもなります。それが走行している勢いとともに襲って来ると考えただけでも恐ろしい事です。
画像はホイール・ボルトが折れてしまい、車輪が脱落してしまったものです。
国土交通省の調べによると、人身事故にならない物も含め昨年は24件と6年ぶりに増加してしまったと新聞の記事にて読みました。
なぜこの様な事故が起きてしまうのかと思われる方も多いと思います。
これは車両自体に何らかの不具合があったり、タイヤ交換などの作業を行った際の締め付け不良、タイヤを車両に取り付ける為のホイール・ボルト、ナットの金属疲労など、突き詰めて行くと様々な要因が考えられるのです。
こういった事故を防ぐには日常点検をしっかりと行い異常がないのを確認する、また12月点検の整備の際にホイール・ボルトの損傷確認、タイヤの作業時には規定トルクで締め付けるなどの必要があるのです。
ただこれらは国土交通省から義務付けされているもので、それでも増加してしまったと言う事はいづれかがないがしろにされてしまっていたのではないかと、残念でなりません。
我々もプロとして改めて初心に帰り、基本に忠実な作業を徹底していかなくてはならないと考えさせられる内容の記事でした。
皆様の安全をお守りする完璧な作業、当社はこれからも継続していきます!
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