リトレッドタイヤビジネス
本日の日本経済新聞の電子版に、再生タイヤビジネスについての記事がありました。
中東情勢が不安定なため燃料価格はどんどん高騰しております。
自家用車でもずいぶん高くなったなと思ってしまうような状況ですが、運送会社様の燃料コストの高騰は一般家庭の比ではないと思います。
そこで各タイヤメーカーが新品より2割~3割程価格の安い再生タイヤ(リトレッドタイヤ)にコスト削減の為の関心が高まると判断して、販売やサービスに力を入れていくという記事となっております。
リトレッドタイヤは、新品タイヤの地面と接するトレッド部がすり減って溝が無くなった時に、再度溝の付いたトレッドに張り替えたタイヤの事です。
こちらの動画は、どのようにリトレッドタイヤが作られるかアニメーションで分かりやすく紹介しております。
記事の中ではミシュランの調査結果として、日本でのリトレッドタイヤの普及率が20%ですが、欧米では90%以上がリトレッドタイヤとして再生利用されているとなっております。
であるならば、どんどんリトレッドタイヤを装着すればいいじゃないか!と思われるかもしれません。
しかしながら、どちらのメーカーも実はリトレッドタイヤが品薄状態となっております。
それは何故か?
新品タイヤとリトレッドタイヤの一番の違い、新品タイヤは原材料があれば一から作る事が出来ますが、リトレッドタイヤは【タイヤを使用をしてすり減った土台のタイヤ】が無ければ作る事が出来ない点が一番の原因となっております。
各メーカーが土台となるタイヤを集めなければいけない状態であり、当然メーカーとしても土台を提供してくれる所へ優先して出さざるを得ないという現実があります。
であるために、皆様が新品タイヤを使用し、すり減ったタイヤを土台にしてリトレッドタイヤを作製するという状態の新品タイヤ⇒リトレッドタイヤ⇒新品タイヤというサイクルを築いていかなければいけないと思います。
*国内ではミシュランだけが新品タイヤ⇒リグルーブ(溝切)⇒リトレッドタイヤというサイクルが可能です。
当社では新品タイヤの装着から摩耗状態の確認から適切なローテーション時期のご提案、さらにはリトレッドタイヤを作製するタイミングから摩耗末期での交換のタイミングまで、お客様のタイヤのコンディションをチェックしトータルライフをマネージメントさせて頂く【STMP】(シノハラタイヤ・タイヤ・メンテナンス・プログラム)を展開しております。
興味を持たれた方は、ぜひとも当社へご一報ください。
また、こちらのメールアドレスへご連絡を頂ければ当社営業よりご連絡をさせて頂きます。
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