スピードレンジ
天気も良くドライブにはもってこいな日が続いてますね!私自身、出張での作業の行き帰り景色を楽しみながらがライフワークになりつつあります♪
本日も出張先に向かう際、高速道路を利用する機会があり今回はタイヤのスピードレンジについて少しお話をしたいと思います。
スピードメーターには180km/h、200km/hOVERの表示があってもリミッター効かせた経験のある方はそう多くは無いと思います。そもそも、世界には幅広い車輌のジャンル(コンパクトカー、スポーツカー、トラックなど...。)があり、そしてそれなりのエンジンでないとたどり着けないですもんね。そして、それ相応のタイヤが必要です!
仮に陸上競技で100mを走りきろうと思っても、サンダルや私の愛用のエンジニアブーツでは良いタイムは出ません!無理です!専用のシューズ履かなきゃ本気出せません!!
車も同じです。タイヤには速度記号という設定があります。
ロードインデックスで規定された荷重をかけた状態での最高速度(=能力)をアルファベットで表記しています。
”185/65R15 88S” タイヤサイズの表記の最後、アルファベットで表記します。ちなみに”S"は180km/h表します。タイヤサイズによって表記は異なりますが、タイヤのカタログを片手に皆様のお車のタイヤサイズを確認するのもおもしろいかもしれませんね。
”Q"=160km/h
”S"=180km/h
”H"=210km/h
”V"=240km/h
”W"=270km/h
”Y"=300km/h
乗用車タイヤで見かけるのは上記の具合です。現在では最高速度300km/h超のタイヤに対しては”(Y)"というのもあり、この()カッコがすごいんです!カッコが付かないYは300km/hまでですが、カッコが付く(Y)は300km/h超なのです。
★(日本国内の公道では法廷速度を守りましょう!)★
仮にスピードレンジ”S"=180km/hだから同じスピードを出したら切符切られるのもそうですが事故につながりますので絶対試そうとしないでくださいね!(笑)
トラックのタイヤにももちろん付いてます。大型トラック=275/80R22.5 151/148Jや中型=225/80R17.5 123/122L のJやLが速度記号になります。 大型トラックは”J"=100km/h、2~4tクラスはほぼ”L”120km/hになります。
一般の乗用車と使用する上で役割の違いがある為、乗用車の値よりロードインデックスは大きく、最高速度は低い設定になってます。
世界にはスピードの出るスポーツカー、環境に優しいエコカー、重い物を運ぶトラックなど様々です。タイヤも各車輌のジャンルに合わせてそのパフォーマンスを支える縁の下の力持ち!的な存在に思えてきませんか?
大平
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