ミシュラン・スタッドレス30年の想い
昨日に引き続き、今回も私、大平がブログを担当させて頂きます!
少しタイヤのウンチクな的な内容ではありますが、スタッドタイヤからスタッドレスタイヤに変わる際にいち早くスタッドレスタイヤを形にして販売をしたタイヤメーカーを皆さん御存知でしょうか?
それはなんと!当店が一番得意としているメーカー、ミシュランです!
1970年代から本格的に普及したスパイクタイヤは、前回にも話した通りにトレッド表面のスパイクピン(主にバナジウム鋼)が春になり、アスファルトを削りスパイクピンも削られそれが粉塵問題に発展しました。そのような社会状況の中、1982年にミシュランより、スパイクピンの無いスタッドレスタイヤの日本での販売が開始されました。
しかも、画像にもありますがスタッドレスの研究開発は日本の最北、北海道の士別市で行われているのです。昼夜の寒暖の差が激しく、氷上・雪上でのコンディションがタイヤにとって最も過酷と言われる日本。そんな日本の冬を克服すべく、日本の氷・雪を知り尽くした日本人の開発チームでミシュランのスタッドレスタイヤは日々進化を遂げています。
各タイヤメーカーもそうですが、海外(フランス)メーカーのミシュランのスタッドレスタイヤは元々日本の道路環境に合わせて作られたスタッドレスというはけですね。
ここで一つ皆様にお聞きしたい事がございまして、皆様はスタッドレスタイヤを選ばれる際に何を求めてお選びになりますでしょうか?ただなんとなく・・・とか、価格であったり安全性、お店からの御奨めであったり理由は様々だと思います。
今回の冬場のシーズン、お悩みでしたら是非一度ミシュランのX-ICEシリーズを試してみてはどうでしょう?
J.D.パワー アジア・パシフィックによる「2012年日本冬用タイヤ顧客満足度調査」において、ミシュランは9年連続NO.1という栄光にも輝きました。1982年の販売開始から30年のスタッドレスタイヤへの取り組みはこの様な形として現在にいたるわけですね。
ちなみに私の勝手な感想ですが、スパイク粉塵公害の社会問題から各メーカーはタイヤのゴムの中に雪や氷を噛みこませる材料として、卵の殻やクルミなど削れても害にはならない土にかえる自然材料をベースとしたスタッドレス開発をしています。近年では温暖化による環境問題も話題になり、環境にやさしい低燃費タイヤの開発にも力を注いでいます。タイヤメーカーの環境問題に対する考えには個人的にすごいものだと思いました。
大平
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