☆内面修理☆
皆様お疲れ様です♪
前回のブログでパンク修理全般を簡単に説明させて頂きましたが、当社が推奨致します内面修理とはどのようなものなのか?
今回はその内面修理についてご説明させて頂きたいと思います。
①・・・まずはタイヤの状態を確認!!
↑ ↑
タイヤ内側 タイヤ外側
上の図のようなライン(引きずり痕)が見られる場合はパンク修理不可能となります。
また、異物の貫通痕がショルダーからサイドウォールにある場合も基本的に修理不可能です。
②・・・異物を取り除いた後、貫通部の穴あけを行います。
あえて穴あけと書かせて頂きましたが、貫通部を拡張しているわけではありません!!
異物や水分の浸透による錆を除去し、タイヤの劣化を防止するための手法なのです。
③・・・バフがけをしてパッチを貼り付ける部分がしっかりと接着されるように、内部表面の油分を落とします。
インナーライナーを削ってしまって大丈夫なの?
それに関してはちゃんとケアをするので後ほどご説明致します♪
もちろんインナーライナーを削るというのは決して良いことではないので、深さ・範囲共に必要以上削っ
てはいけません。
↓
バフがけ後
④・・・・油膜を落とした部分に加硫促進剤を塗り、十分に乾かした後に軸付パッチを取り付け圧着します。
それでは何故軸を通さなければならないのでしょうか??
空気漏れを防ぐためだと考えがちだとは思いますが実は違うのです。
前の手順で貫通部の錆除去を致しましたよね。 綺麗な状態になった貫通部から
また水分の浸透からの錆発生を防ぐために軸は通さなければならないのです!!
なので厳密に言うとパッチを貼るだけの内面修理は空気の漏れは防いでいるけれども、
タイヤの劣化事態の抑制は出来ていないのです(>_<)
⑤・・・先ほどバフがけしインナーライナーを削った部分に空気浸透防止剤を塗りインナーライナーの保護をします
⑥・・・タイヤをホイールに組込みエアー充填をした後、修理部の最終確認を行いパンク修理完了です。
最終確認を終えたら余った軸の部分はカット致します。
ここまでの作業に要する時間は20~50分程となります。
内面修理にもタイヤの状態によって手法も変わってくるケースがあります
ちなみにランフラットのパンクでお困りになられた方いらっしゃいませんか?
ランフラットもパンク修理は出来るのです!!
ただ、ランフラットは空気圧ゼロの状態でもしばらくの間は走れてしまうから、使用限度を超え損傷してしまったタイヤはパンク修理ができないケースがあるだけなのです。
そのため、ランフラットのパンク修理においてはよりプロの的確な判断・処置が必要となります。
当社はランフラットのパンク修理も対応しておりますので、お困りの際は当社プロスタッフがいつでもお待ちしておりますので気軽にご相談下さい♪
大河原
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