シノハラタイヤスタッフブログ

セパレーション

先日出張でトレーラーシャーシのタイヤ交換を実施したのですが、まず交換前の状態を撮影したので↓の画像をご覧下さい。

 

2012060813100000.jpg

同じポジションに装着されていたダブルタイヤの2本なのですが、左側のタイヤの異常にお気付きになりますでしょうか?

 

アップにしてみると…

 

2012060813100002.jpg

ご覧の通り、トレッド部分が異常にもりあがってしまっています。

 

これは『セパレーション』と言い、タイヤを構成しているゴムとコード、ゴムとゴムの間が剥離してしまっている状態でいつバーストしてしまってもおかしくない大変危険な状態です。

何故この様な現象が起きてしまうのかというと、低空気圧や過荷重の状態で走行する事によりタイヤの撓み運動が起き損傷してしまうケースや、外傷痕から水分などがタイヤ内部に浸透してしまい、接着の剥がれまたコードが錆びてしまった場合など様々な要因が考えられます。

今回のケースは実際見るだけでもすぐに気付けるほどのセパレーションでしたが、部分的に起きてしまっているケースもあるのでいち速く発見する為にも日々の点検が重要になって来ます。

なので運行前点検を実施する際、そういった面も気を付けてチェックを推奨致します

タイヤの状態を確認した上でもし疑問に感じる事や、危険か否か判断がつかないといった事がございましたら、いつでも気軽にご相談いただければと思います。

 

長谷川

 

2012年6月16日 20:26

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